葉っぱ 榊

2015年8月1日

24周年を終えて・・・・・・・・・・・・・
 おかげを持ちまして、無事24周年を終えることが出来ました。この場をお借りして御礼申し上げます。今回の24周年イベントは、今まで行っていたプチマルシェを、当店としてはじめての試みとなる屋外の駐車スペースを利用して行いました。遠くは犬山や豊橋と、計8店舗ものご出店者さまにお越しいただき、しかも台風の影響もなく、天気にも恵まれまして大変盛況な一日となりました。また料理教室会場でのヨガイベントもたくさんの方にお越しいただけました。
 この度このイベントに携わっていただいた関係者の皆様と、お越しいただいた皆様に重ねて御礼申し上げます。来年は、今回の経験をベースにさらに楽しんでいただける催しができたらと考えています。今後共、よろしくお願い申し上げます。
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 料理教室の会場にある神棚の榊の水とお米、お塩を毎日取り替えるのは、身に付いた日課となっている。新年に新しい榊にかえてから、ついこの間の6月ごろまで半年もの間元気な姿でいたが、このところの暑さで日持ちが悪くなった。(※榊は本来なら月に2度、1日と15日に取り替える習わしになっている)
 それは致し方ないことなのだが、最近、改めて驚くことを目にした。普段、榊の水も料理教室にある浄水器の水を使用している。当然塩素もろ過するために、毎日水を交換してもその水に雑菌が繁殖するため少し異臭がする。これを疑問に感じたスタッフが、ある時水道水にかえた。水が腐るから榊が悪くなるのだろうと思ったからだ。ところが何と榊は一日で、無残にも枯れてしまっていた。そして榊の水の異臭は、普段より増していた。
 普段、何気なく飲んでいる水道水。安全だとおもいきや、これには次亜塩素酸ソーダという酸化剤であり、消毒薬が含まれている。塩素と呼ばれるものだ。これがものの腐りやすい夏場には、当然たくさん使われる。浄水場からそれぞれの家庭に運ばれる間に、滅菌していない水なら雑菌や病原菌が繁殖しても不思議ではない。そのための仕方ない処置と言わざるをえない。しかしこの次亜塩素酸ソーダが、発がん性物質であるトリハロメタンや有機塩素化合物を生み出してしまうのも事実だ。食品添加物と同様に、危険なものという認識が必要のはずである。しかし、水はその利用範囲が広い。お米をとぐことや、野菜を洗うなど、洗うのにもたくさんの水が使われる。それを市販のミネラルウォーターを使っていてはお金がいくらあっても足りない。しかしその洗うところで、すでにお米や野菜が、次亜塩素酸ソーダによって栄養素が破壊されることもっておいてもらいたい。
 幸い、私は30年近く浄水器を通した水しか飲んでいない。学生時代には簡易的な浄水器しかなかったにせよそれを購入してから、欠かさず浄水器を変えてきた。おかげで水道水を直接出された場合、そのニオイですぐ分かる。慣れというものは人の感覚を麻痺させる。とても恐ろしい。
健康のために、一番大切なものとは何と言っても水である。榊の変化を見て、簡易的な浄水器でも良いから設置することをおすすめしたいと強く感じた。