葉っぱ 謹賀新年

2002年1月1日

新世紀の幕開けである昨年に起こった数々の出来事は、資本主義経済の行き詰まりを感じさせます。資本(お金)主義の生み出した合理化思想が、命の重さまで秤にかけてしまっているようです。相変わらず力でねじ伏せ威光を保とうとするもの、生産性のためなら草食動物に肉食を与えるもの、
挙句の果てに遺伝子をひねくってまで生産性を上げようとするもの。 世界中が同じ言葉を話していた時代、人々が天までとどく塔を建てようとしたことに対し、神は、人間がこのような思い上がった企てをするのは、言葉が通じ合うからだと考え、お互いの言葉が聞き分けられないようにしたというご存知のバベルの塔の話ですが、それと同じように生命の根源であるタンパク質に異変を起こして人間に警告を促しているように思えます。
ますます本物がわからない時代ですが、皆様の健康に少しでもお役に立てるようスタッフ一同努力してまいります。本年もよろしくお願い申し上げます。