西式健康法
2018年6月1日
当店で行われた西式健康体操教室の各運動法を、本で読むだけでは分かりにくいと思いましたので、今から4年ほど前に、Youtubeにアップしました。それが思わぬ反響で、現在までなんと5万アクセスを超えています。如何に多くの方々が、潜在的に西式健康法を必要と感じているのかよく分かる数字ではないでしょうか。
私は、ヘルシングあいの創業者加藤ヒロ子先生に出会ってからその健康法を知り、そしてその健康法の骨子である平床寝台(堅くて平らなベッドに寝る。掛けぶとんは寒さを感じない程度に薄くて軽いものにする。これにより脊柱の前後の狂いを直す。また胸郭を広げるので肺臓によく、腎臓を不自然な圧迫から解放して機能を促進する。皮膚の機能と血液循環を良くする。)と木枕(は木や陶器のような硬い枕で、大きさは本人のくすり指(第四指)の長さを半径とする半円形のカマボコ型のもの。けい椎の狂いが矯正され、頭痛、肩こり、手のしびれや耳、目、鼻、のどの病気などに効果がある。)を使用して30年近くなります。そのため、柔らかいふとんでは却って身体がゆがんで痛くなります。この固くて平らな寝具は、欧米のオリンピック選手も導入されたといいますし、近年、水とお湯を交互に浴びる温冷浴は、Jリーグ清水エスパルスのクラブハウスに導入されています。その効果は疲労度が大幅に減少する。水と湯の交互入浴によって自立神経が刺激され、体の日周リズムが強化されるので、朝の目覚めが良く、夜は逆にぐっすり眠れるようになる。など、不定愁訴全般に効果があります。
さて、4月から、皆様のリクエストにお応えして西式健康体操教室を行っています。年齢も幅広く、沢山の方にご参加いただいております。今後もなるべく続けていきたいと考えています。
「未来の年表」という書籍をお読みになった方は、いらっしゃるでしょうか。人口減少の日本でこれから起きることが時系列で書かれています。それによると、2020年、女性の半数が50歳を超える。そして2024年、死亡者が出生数の2倍になる。2026年、高齢者の5人に一人が認知症・・・・2065年、外国人が、無人の国土を占拠する。」
確かにどこのコンビニでも働いている人は、いつの間にか外国人ばかりです。年表に照らし合わすように、ここ西区は、4人に一人が65歳以上、そして城西地区はさらに高い高齢化率を誇ります。
では、これからの時代、私たちはどう生きていけば良いでしょうか。
その答えが、西式健康法にあると思うのです。健やかに生きていくために、毎日のほんの5分から10分程度を自分の身体のための時間に使ってみてはいかがでしょうか。年齢は関係ありません。ささやかでも自分に対して行う労りが、きっと周りの方々への労りになっていくと思います。
忙しかったり、遠くて来れない方は、youtubeにアップしているアドレスをお知らせいたします。
また、近日、最新の体操教室の動画を配信する予定です。
その内容は追って、お便りでもお知らせいたします。