風邪の予防にビタミンC
冬になると流行る風邪。 風邪は万病の元と言われ、冬に限らず普段から風邪をひかないように心がける人も多いことでしょう。
昔から冬の風邪の予防にビタミンCが豊富なみかんを食べると良いとされています。
ただ、ビタミンCを摂取することで風邪を100%予防できる訳ではありません。菌に対する身体の抵抗力を高めるためにビタミンCを摂取します。
また、ビタミンCを取ると風邪の治りが早いと言われています。
■サプリメントでビタミンCは余り取れない
風邪の予防のためサプリメントを利用しビタミンCを摂取する人もいますが、 人口的に作られたビタミンCは体内に吸収されにくい成分です。
サプリメントのビタミンCは天然のビタミンCと比べて吸収量は約半分。サプリメントでビタミンCを取っているからと言って安心してはいけません。
※タバコを吸う人は風邪になりやすい
タバコは体内のビタミンCを破壊すると言われています。また、風邪をひいたときにタバコを吸い続けると治りが遅くなります。喫煙者は意識的に多くビタミンCを摂取するようにし、風邪をひいたときはタバコを控えましょう。
■ミネラルも風邪の抵抗力UP
風邪の予防にはミネラルも良いとされています。
しかし、現代人の食生活はミネラルのバランスがとても悪い。
添加物の多い食品や、調理に使う塩までも人工的に加工されたミネラル不足の塩を使っています。
(現代の塩について詳しいことはこちらをご覧ください。)
このミネラル不足を補てくれるのがみかんです。
みかんの筋や袋にはカリウムが含まれています。みかんを食べるときは実だけではなく、袋も筋もまるごと食べましょう。
ビタミンAで風邪のウィルスの侵入を防ぐ
ビタミンCは体内に入ってしまった菌に対して有効な栄養素ですが、ビタミンAは菌を体内に入れないために必要な栄養素です。
ビタミンAは粘膜を強化する働きがあり、粘液により菌を殺菌したり、鼻水などで身体の外に菌を排出します。冬になると乾燥するため、粘膜が弱くなり風邪もひきやすくなります。
このビタミンAが多く含まれているのが、おなじみのみかんです。
ビタミンAは動物由来のレチノールと植物由来のカロテンがあります。
ビタミンAのレチノールならバター、牛乳、卵からでも摂ることができますが、 意識的に摂取するなら植物由来のビタミンA「カロテン」をお勧めします。 カロテンは粘膜を強化する上に、免疫力を高める働きがあり病気の治りを早くします。
また、レチノールのビタミンAは過剰に摂取すると頭痛、乾燥、吐気、胎児奇形などの症状がでることがあります。
しかし、カロテンのビタミンAなら過剰摂取しても必要な分だけ体内でビタミンAが作られるので取りすぎても問題はありません。
風邪予防に必要な摂取量
■ビタミンCが豊富な食べ物
成人はビタミンCを1日あたり100㎎摂取することが推奨されています。 みかん1つあたり35㎎のビタミンCを含んでいるので、ミカンだけでビタミンCを摂取する場合1日3個食べる必要があります。
毎日みかんだけでビタミンCを100mg摂取するのは大変なので、ビタミンCが豊富な食べ物「柿」、 「アセロラ」、「キウイフルーツ」などと合わせて摂取しましょう。
■ビタミンAは意識的に摂る必要はありません
現代の食生活が豊かになった日本では意識的にビタミンAを摂取しなくても取れています。
ただし、動物由来のビタミンAレチノールの過剰摂取は身体に良くないので、 植物由来のカロテンからビタミンAを取ることに心がけましょう。
カロテンは人参、サツマイモなどに多く含まれています。
妊婦さんの場合はビタミンAの必要摂取量が多くなります。しかし、 レチノールのビタミンAの過剰摂取は胎児奇形の危険もあるためカロテンでのビタミンA摂取を心がけてください。
■ミネラルは普段使いの塩を考えよう
ミネラル不足は普段使いの塩を見直してみましょう。
(お塩についての詳しい説明はコチラ)
手軽にビタミンC・A(カロテン)を
摂取しよう
風邪予防のためにビタミンC・Aを毎日摂取したいものの簡単なことではありません。毎日みかんを3つ食べる訳にもいかないし、ビタミンC・Aを意識した料理を考えるのも大変です。
そこでおすすめするのが柿の葉で作れた有限会社 生化学研究所の「柿茶」(販売:柿茶本舗)です。普段飲むお茶を柿の葉茶に変えれば無理なく、ビタミンC・Aを摂取することができます。
■一日の水分補給推奨量は成人で2~2.5リットル
1日の水分補給推奨量は2~2.5リットルです。 水分は食事からでも摂取することができるため、食事以外で必要な水分は1~1.5リットルとなります。 柿の葉茶は1日1リットル摂取することをおすすめしているので無理なく飲むことができます。
■ビタミンCが豊富
ビタミンCが多く得られる食べ物で柿を例にあげましたが、柿の葉にも同じくビタミンCが多く含まれています。 柿の葉に含まれるビタミンCはレモンの6倍~8倍と言われています。
■ビタミンAもミネラルも豊富
ビタミンCと同じく柿はビタミンAが豊富に含まれています。またカリウム、カルシウム、マグネシウムなどのミネラルも豊富。
生化学研究所の「柿茶」について
柿の葉茶の中で「生化学研究所の柿茶」は、日本で作られた無農薬・無肥料・無添加の柿の葉茶で、 自信をもって皆様にすすめることができます。
■生化学研究所の柿の葉茶のこだわり
戦後、貧しい食生活の栄養不足を補うためにビタミンC・ミネラル豊富な柿の葉茶を開発したのが先代の社長井上信夫さんでした。
それから65年間、無農薬・無肥料の原料にこだわり、添加剤を使わない製法を今もずっと守り続けています。
柿の葉茶を作っている会社はいくつかありますが、そのほとんどが中国産の柿の葉を使っています。 生化学研究所は日本産(四国)の柿の葉を使った数少ない貴重な茶葉のひとつです。
■柿茶の飲み方
やかん・・・お湯を沸騰させた後、火を止めティーバッグを1~2袋入れて3分~5分程度おいてお飲みください。
急須・・・ティーバッグ1袋入れてお湯を注ぎ3分~5分程度おいてお飲みください。(1袋で2~3回出して飲むことができます。)
ティポット・・・ティーバッグ1~2袋入れ、お湯を注ぎ3~5分程度おいてお飲みください。
※柿の葉茶は比較的熱に強いビタミンCを持っていますが、 効果を最大限に生かすため、熱湯ではなく80℃まで温度を下げたお湯をお使いください。