葉っぱ 夏バテしないように

2004年8月1日

とんでもない猛暑が続いていますが、お元気でしょうか。全国的に例年にない暑さが続いています。熱中症や、食中毒などが心配され、胃腸の調子がおかしい、疲れやすい、下痢をするなどの症状が感じられたら気をつけましょう。
当店では、この時期玄米に梅酢を少量入れて炊いています。それは食べ物が腐りやすい季節なので、それを防止するためと、お米につやを出すためです。いろいろな料理に腐り防止でご利用してみてはいかがですか。
これだけ暑いと冷たい飲みのものについつい手が出てしまいがち。胃腸は絶えず疲れ気味です。そんな時の胃腸改善には、梅醤番茶が有効ですね。それでも改善されないときは青しそを絞り汁にするか、青汁に入れて飲んでみましょう。青しそには下記のような伝説があるそうです。 
「中国、三国時代のこと、一人の少年が蟹をむさぼり食べていました。それを見た旅の名医は、中毒を予期して、家の者に青じその葉を渡しました。その晩、やはり少年はひどい食中毒にかかりました。肌の色は紫色に変色し、死に直面しました。しかし名医が置いていった青じその葉を煎じて飲ませたところ、命が蘇ったことから『紫蘇』と名付けられました。以来、魚や蟹の毒を消すものとして重用されるようになり、現在でも刺身の薬味として使われています。」(青紫蘇伝説より)
梅と、紫蘇を上手に食べこなしてこの暑い夏を何とか乗り越えましょう。
ちなみに、食欲がわかないこの季節の青しそを使った料理を一つ。普通は薬味として使う青しそを主役にします。
・青しそを1枚づつすり鉢で丁寧にすりつぶします。すりつぶした青しそにすりゴマと味噌を適量加えて混ぜ合わせます。混ざり合ってだんご状になった中に水を少しづつ溶かしていってください。
青しそのソーメンつゆの出来上がりです。
毎週月曜日には、大岩さんの枝なりの青しそが入荷しています。是非お試しください。