葉っぱ 選挙の行方は

2024年12月3日

 先の衆議院選挙で、すでに死に体となった自民党と公明党を思わせるかのような、兵庫県の知事選挙、そして名古屋市長選挙、さらには豊橋市長選挙の結果でした。いままでのような与党の組織力による票の取りまとめとなりませんでした。それぞれの結果が、市民の声がはじめて届いた結果のように思われます。特に興味を持ってみていたのは、兵庫県知事選挙でした。というのもメディアにパワハラだのモラハラ疑惑だの連日のように叩かれていましたが、決してやめることはしませんでした。
ようやく県議会による不信任決議が可決されたことを受けて失職しました。そして出直し選挙に再度出馬表明したのでした。私もそれまでSNSの表面上にあがってくる情報でしか理解してなかったので、なぜいつまでも辞めなかったのか、不思議でなりませんでした。そんな時に、同じく知事選に立候補した「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏のYouTubeをたまたま見たのがきっかけで、とんでもない情報操作が行われて失職に追い込まれたということを知りました。
 組織や政党の支援のない中で、9月30日に地元の神戸市須磨で街頭活動で新たなスタートを切った元知事の周りには、聴衆はまばらでしたが、立花氏が、百条委員会の映像や、パワハラなどなかった事実無根の数々をYou Tubeや街頭演説でしたことも功を奏して日に日に人が集まりだし、最終日の三宮センター街での最後の元知事の演説には、動けないくらいの聴衆が耳を傾けていました。
 選挙なんか、どうせ行っても同じ結果で、自分とは程遠い存在と思っていた若者や関心の薄かった人までもが、SNSで確かな情報を得て、選挙に参加した結果、大きな番狂わせが起きたのでした。面白いことに、これはアメリカ大統領選挙も一緒で、メディアで1番信頼をおけるものとして「X(エックス)旧Twitter」が断トツに選ばれたそうです。既存のメディアの情報は信用できない。そのため自ら情報を取りに行く方法を、多くの人達が選び始めたということです。このウェーブは、止まることがないと思われます。それほど今の新聞をはじめメディアの信用が地に落ちた証拠なのでしょう。
 来年の参議院選挙も、大きく荒れることでしょうし、地方の選挙も、面白くなることでしょう。世界が同時に同じ方向に流れをシフトし始めましたことは、偶然ではないと思います。

 十月の中頃、いつもお世話になっているデイサービスの方から、お父様の様子が少しおかしい。右側に力が入ってないようです。という内容の連絡がありました。その翌日に今度は、動画を撮ったので見てほしいというので、スマホを覗き込むと、頭を抱えて、痛い痛いという父親の苦痛の表情が写っていました。脳梗塞の疑いがあるので検査を勧められました。確かに数日前に、気持ち悪いと言って嘔吐したことがあったので、気にはしていたのですが、その後、普通に食事もしたため、それで済ましていました。一刻を争うという表情で私の反応を見ていたので、明日の朝、長寿医療センターに連れていきますとお伝えしたのでした。
 二年ぶりに朝から長寿医療センターに外来で並びました。愛知県の指定により、「紹介受診重点医療機関」となったらしく紹介状がなく来院した際は、一部負担金とは別に、特別の料金(選定療養費)別途7700円かかるということでした。血液検査にCT、MRI、と病院内を右往左往しながらお昼過
ぎにようやく終了。先生に検査結果を聞くと、過去に脳梗塞のあとは診られるが、最近はないようだ。体調の不和はあったかもしれないが、結果は至って問題ないということでした。
 西式健康法では、頭痛は腸が原因とみなすので、それ以来、ほぼ毎日水酸化マグネシウム(スイマグ)を飲ませています。毎朝、規則正しく出るようになったようで、その後は、経過も良好。日曜日は、別のデイサービスが、日曜日のデイをやめたため、店で野菜の仕分けを手伝ってくれてます。
 医療のお世話にならない体作りをすることが基本ですが、年齢とともにそうは言ってられないことも出てくるでしょう。そういう弱者に目を向けた社会を考えないと、高齢化してる我が国は生活していけなくなるのではないでしょうか。国立の病院で別途費用を取るとはいかがなものでしょうか。これらもすべて政治がそうさせている一面です。