Ohshima Ocean Salt
オオシマ―シャンソルト海のシホ

失われかけた日本古来の
塩づくりを守り続ける

塩は我々にとって欠かせないものです。そのため、塩は世界で政治的に利用されていました。日本でも1905年財政収入を増加させるため「塩専売法」により塩の生産・流通・販売が国に管理されるようになりました。

1971年国の管理が続く中、塩の精製に「イオン交換膜製塩法」が導入されるようになりました。イオン交換膜製塩法を使えば高純度の塩が安価で製造できるようになり、日本の食卓にはイオン交換膜製塩法で作られた塩化ナトリウムだけが食卓に並ぶようになったのです。そして、従来の塩田が消えてしまいました。

■失われた塩づくりを取り戻す活動

イオン交換膜製塩法で作られた塩だけが食卓に並ぶようになり、日本人全体の健康への影響を深く懸念。1976年にオオシマオーシャンソルト代表の阪本章裕は故・谷克彦氏と共に伊豆大島に移住し、古来の塩づくりを手探りではじめました。

以来40年近く、自然海塩作り一筋に情熱を傾け、できあがったのがオオシマオーシャンソルトの「Flower OfOcean(フラワー・オブ・オーシャン)・シホ」と「満月のシホ」です。

イオン交換膜製塩法と
日本古来の塩づくりの違い

日本古来の塩づくりは、海水を塩田に引き込み太陽熱と風などの自然エネルギーをかけてゆっくりと濃縮させることから始まります。 長い時間かけて濃縮した塩水をまた時間をかけゆっくり煮詰め、徐々に塩の結晶へと形作っていきます。

海水をそのまま使っている古来の方法は、塩化ナトリウム以外にマグネシウム、カルシウム、カリウムなどのミネラルがバランスよく含まれています。

イオン交換膜製塩法は下記の製法により不純物を取り除き高純度の塩化ナトリウムを作ることができます。しかし、高純度ということは海水に含まれているミネラルも取り除いてしまっています。

■イオン交換膜製塩法の仕組み

海水の中に、プラスイオンだけを通す膜(A膜とする)とマイナスイオンだけを通す膜(B膜とする)を交互に並べます。 そこに電気を流すと「ナトリウムイオン(プラスイオン)」はマイナス極に吸い寄せられ、塩素イオン(マイナスイオン)は プラス極に吸い寄せられます。
マイナスイオンはA膜にブロックされ、プラスイオンはB膜にブロックするため高濃度の塩水を簡単に作り上げることができます。

イオン交換膜製塩法で塩づくりが行われているのは、日本と韓国、一部の国のみです。
イオン交換膜製塩法は日本で開発された製法ですが、岩塩もなく、天日干しにも向いていない日本の苦肉の策なのかもしれません。

海のミネラル成分「カリウム」の重要性

塩分の取りすぎは高血圧、腎臓病、心臓病などの原因になるとして、成人男性では1日10g以下、成人女性では8g以下の摂取を推奨されています。

塩分の過剰摂取を気を付けるのはもちろんですが、ここで注目したいのが「カリウム」です。
カリウムには過剰に摂取されたナトリウムを排出する効果があるため、適度な摂取を推奨されています。
古来の方法で作られた塩は、カリウムを含むミネラルがバランスよく含まれているので、過剰塩分の排出の効果が期待できます。イオン交換膜製塩法ではナトリウム以外のミネラルがほとんどなく、別でカリウムを摂取する必要があります。

健康のために塩分を控えるだけではなく、健康のためにカリウムを含む塩を使うという選択肢も考えてみてください。

日本の塩の自給率はわずか15%

日本には、岩塩もなく、雨も多く塩田に不向きな地域ばかりで、その上「塩専売法」によって塩田が潰れてしまった現在の日本での塩の自給率はわずか15%です。 日本人が消費している塩のほとんどは外国からの輸入に頼っているのが現状です。TVCMが印象的なあの塩メーカーも実は外国から輸入した塩を使っています。

しかも、その15%の塩のほとんどはイオン交換膜製塩法で作られた塩ばかりです。今回ご紹介する「オオシマオーシャンソルトのシホ」のように、昔ながらの製法で作られる日本の塩はほんの一握りしかなくとても貴重な塩なのです。

イオン交換膜製塩法と
日本古来の塩づくりの違い

オオシマオーシャンソルトのシホは伊豆大島の地下二百数十mで海水と真水(まみず)が合流している深層海水を原料としています。 それを、ドーム型の海水濃縮装置内で昼夜噴霧し、濃い海水(かん水)をつくります。ドーム内を霧状になって舞う海水は、太陽熱や風などの力で水分が飛ばされ、少しずつ濃くなっていきます。

ドーム型海水濃縮装置でつくられた 濃い海水(かん水)を 濃縮槽に入れ、さらに濃くしていきます。

濃くなったかん水は、結晶釜に移します。
結晶釜の中で時間をかけゆっくりと熱を加えて結晶を待ちます。
塩の結晶どうしが結び合い自らの重みで釜底に積もっていくその姿はまるで華のようです。

ゆっくり冷ました後、遠心分離機にかけて塩の結晶と母液(にがり)に分けます。

時間をかけて冷ますことで、よりマイルドに仕上がります。
検品・袋詰めして、皆様のお手元へお届けします。