コロナ禍によるワクチンを問う
2023年9月30日
ちょっと前に、インフルエンザワクチンと聞けば、すぐにピンとくるのがタミフルでした。世界のタミフル製造量の7割を日本が買ったと言われています。そのワクチン接種後、体調が急変して亡くなったり、挙動不審になり、高所から飛び降りて亡くなったケースもありました。連日マスコミでも取り上げられていたので思い出す人も多いと思います。私はワクチンについて不審に思っていましたので、それについて情報を探して一冊の本に出会いました。お便りでも以前ご紹介しましたが、元・国立公衆衛生院 疫学部感染症室長で医学博士の母里啓子さんが書かれた『インフルエンザ・ワクチンは打たないで!』です。
・インフルエンザ・ワクチンは効きません!関係者には常識です。
・効果がないので1994年には小中学生への集団接種も中止されてしまったほどです。
・.効かないことは厚労省もわかっています。「流行対策がない」との批判を避けたいだけです。
・.インフルエンザ・ワクチンは血液中にしか抗体を作れず、のどや鼻には抗体ができません。ウイルスはのどや鼻から入るから感染はまったく防げないのです。当然「家族や周囲の人や乳幼児にうつさない」ということも不可能です。
・インフルエンザ・ワクチンはもともと流行を予測して作られているだけ。そのうえに、インフルエンザ・ウイルスは日々猛スピードで形を変えるので効果は期待できません。
と、読者の疑問に痛快に答えてくれたバイブルでした。まさしく、今、オミクロン株が騒がれていますが、形を変えていくコロナウイルスと同じ動きですね。
では、ワクチンとは何か? 母里先生は答えています。ワクチンは薬ではない。人がかかる病気の中には「一度かかれば二度とかからない」という現象があり、一度感染したウイルスや細菌等に対しては抵抗力がつくことが知られていました。ワクチンは、イギリスの医学者であるエドワード・ジェンナーが人体を使って実験的に種痘を行い、天然痘にかからないことを発見したことが始まりです。人の体は病原体が入ってくると、対抗する細胞が取り囲んで、その病原体に対する免疫抗体を作ります。抗体があれば、次に同じ病原体が入ってきても、闘って病気にならないようにできます。ワクチンは、そのメカニズムを利用して、病気にかかる前に病原体を弱めたり殺したものを意図的に体の中に入れ、免疫抗体を作ろうというものです。ですから、ワクチンそのものは薬ではありませんし、ワクチンそれ自体が病気を防いでくれるわけでもありません。多くの人が薬、健康食品、サプリメントなどを摂取して、少しでも健康になろうとする健康志向が強い時代です。しかし、ワクチンはウイルスや細菌などを元に作られている、言わば「病気の種」ですから、ワクチンで健康にはなりませんし、そもそも体に良いものではありません。自然に病気にかかる場合、病原体は口や喉、鼻、皮膚の粘膜など、様々なバリヤーを通って体の中に侵入していきます。花粉が鼻に入ってくると、くしゃみをして出そうとしますし、腐ったものを食べた時は吐き出すこともできます。人の体は、異物が入ってくると排除しようとする働きをします。しかし、ワクチン接種では病原体を注射器で強引に体の中に入れてしまいます。とても不自然な形で病気の種が体内に入ってきますが、体は拒否することができません。体にわざと異物を入れ、病気と闘うということは本来リスクの大きいことです。
今更ながら読み返してもとても分かりやすい内容ですね。母里先生は、そういったワクチンの裏側について、全国各地へ出向いてお話会もされていたそうです。
左下の図は、人口動態統計です。
毎年の自然の波より多いのを、超過死亡といいますが、なんと10万人ですよ。その前の年から倍増しています。その原因がワクチンが関与していることがあきらかになりつつあります。
12月には、健康科学研究の第一人者である井上正康先生をお迎えして当店で講演をして頂く予定です。私達はこれからどう生き抜いていけばよいかのヒントを与えていただけると思います。