青汁誕生秘話
2004年6月1日
当店でおすすめしているサンスターの健康道場青汁シリーズ。その誕生秘話はあまり知られていない。
サンスターといえば「歯磨き」と口をついてすぐ出てしまう。健康道場というとほど遠いのイメージがある。その誕生秘話とはいったい?・・サンスタ-の前社長が、肝機能障害をわずらった時にさかのぼる。
治療のため大学病院を回るが一向に良くなる兆しがない。日本の病院ではダメだと思い、世界の著名な病院を渡り歩いた。しかし、結果は同じだったという。苦悩する末たどり着いたところが甲田医院の甲田光雄先生のもとだった。そこで甲田療法を実践したところ肝機能障害は回復に向かったという。
(甲田療法とは、1日2食1200キロカロリー成人1日あたりのエネルギー摂取量の約半分という少食で玄米を主食とし、朝は青汁一杯、昼と夜は各種野菜や豆類など菜食を基本とする。この方法により数多くの難病治療に実績をあげられている療法です)
この体験を下に、人間が本来持っている生理機能「健康になろうとする力(自然治癒力)」に着目し、本来の健康づくりを身体で覚え、実践する場として大阪府高槻市に「心身健康道場」を開設して、甲田療法に基づき、玄米菜食・少食による食養生や、脊椎の歪みや血液の循環を改善する整体運動、自立神経を活発にし、新陳代謝を促す温冷浴など、食事と運動の両面から社員の健康指導を実施。入門人数に余裕のあるときは一般の方にも開放した。その後、朝1杯の青汁、参加者からなかなか作れないという声を受け甲田先生の監修のもと製品作りに着手したのが始まりだったという。
青汁に適する8種類の青野菜をバランスよくミックスし、手づくりに近い栄養価とおいしさを作るために、絞り汁だけでなく野菜をすりつぶしたままの原料をふんだんに使って完成された健康道場シリーズ。
緑黄色野菜が不足しがちな現代人の救世主になるのでは。