ヘルシングあい便り

もう一つの医学2021.11.01

   今年でお米作りも丸9年になりました。作業的にはこれまでで一番天気に恵まれた年でした。田植えも稲刈りも、脱穀も作業中は曇天で、山からの涼しい風で、効率が上がりました。しかし収穫という意味では、夏の間の長雨、低温で一番低調な年となりました。しかしそれでも、山から流れ落ちてくる豊かな水だけで、農薬や化学肥料を使わなくても元気なお米が収穫できました。そのことを天の恵みと思って深く感謝し、大切に食したいと思います。このイセヒカリは、毎週金曜日にカフェで提供させていただきます。(※収穫が少ないため、ご飯のみのテイクアウト等はお断りいたします)
   今年も、お米づくりの縁あって南知多の大井によく通いました。ある時、その道すがら、小腹がすいたために、無化調を宣伝するラーメン店に入りました。店員さんに雑炊付きを勧められ、それを注文して席につきました。出汁はきいているのにあっさりとしたスープは、宣伝通り化学調味料不使用と感じました。食べ進めていると、カウンターから雑炊用としてご飯の入った黒い器が出されました。麺の残ったスープを入れて食べてくれと言うことらしく、ちょっと拍子抜けしたのですが、仕方ないと思ってその器を引き寄せたところ、なんとそれが熱せられた鉄鍋。猛烈な熱さに手を離したときは、時すでに遅く、中指と薬指がジンジンと焼けたような痛み。その鉄器に汁を注ぐと、一気に蒸気が上がってグツグツと汁が煮立っていくのを見て、これば水膨れになると思い、憂鬱な気分になりました。車に戻っても二本の指をアイシングしていたのですが、ふと、今こそ西式の毛管運動ではないかと気分を入れ替え、火傷した指の左手首を心臓より上に挙げて力の入らないように、振り続けました。焼けるような痛みが再び二本の指を襲います。振り続けては手を下ろし、また振り続けては下ろすことをひたすら繰り返しました。手を下ろすと血流に促されて、二本の指に激痛が走ります。運転中、それを繰り返すこと40分過ぎた頃から、痛みが和らぎ始めました。俄然やる気になって、更に繰り返しました。
店に戻ってきて駐車場で、指を見ると、皮膚が膨れ上がっていますが水膨れになっていません。しかも、触ると痛みはありますが、表皮はしっかりとしています。家に帰ってからも、しっかりと全身の毛管運動を行って床に入り翌日の朝。膨れていた部分は、それ以上ひどくならず、薬も何も使うことなく回復しました。火傷も良くなるんだと西式のすごさをますます納得しました。
 過去何度も、スタッフやお客様が料理中に指を深く切って顔面蒼白になっているときに、血が出る切断部を覆い、毛管運動をすることで止血しました。完全に傷口が塞がります。私達は、すごい自然治癒力を持っているんです。それを西勝造氏は、西式健康法の中では六代法則の中の体操法としてこの世に残してくれました。
 私達は、すこしでも体調が悪くなると、医者や薬に頼りがちです。そうすることで安心感を求めようとするのですが、結局治すのは、私達が持っている自然治癒力です。西式健康法の中に、症状即療法という言葉があります。病気の症状は、病気と闘っている体の自然の反応、つまり、"療法"だと考えます。熱が出たら、薬で熱を下げることはせず、むしろ暖かくして熱を上げ、汗を出すように手助けをする。そうすると発汗によって菌や毒素は排出され、自然に熱も下がります。これを医学と呼ばず、何を医学と呼ぶのでしょうか。現代医学は風邪すら治せないではないですか。
 最近まで、世界を震撼させていたコロナウイルスも、ワクチンによって大きな山を超えたような感をメディアは伝えていますが、接種率の高い国では、逆に感染が拡大しています。
私達はもう少し、薬や医者に頼る前に自分自身の体を知り、自然治癒力のことに目を向けるべきではないかと、一層痛感する出来事になりました。
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