ヘルシングあい便り

身体が教えてくれること 22018.03.01

 西式健康法の創始者である西勝造氏が、健やかな生活をおくるために4つの運動を後世に残しています。金魚運動、毛管運動、合掌合蹠運動、そして背腹運動です。もともとは背腹運動一つをやり続ければ健康が維持できるほど効果があるのですが、多くの人が習得するのが難しいために、さらにわかりやすい3つの運動を後で考えたそうです。その3つの運動を続けて20年近くなり、そして背腹運動もそれに加えたのが今から10年ほど前になります。それからというものの呑みすぎで夜中に帰っても、風邪にかかりそうになっても、ほぼ無休で店に立ち続けるけることが出来ています。ただ、自分が思うようにできてなかったのが毛管運動でした。そのやり方は、仰向けに寝て、両方の手足をまっすぐ垂直に上にあげて微振動させます。その時に、足首は直角にして天井を押し上げるようにします。膝は真っすぐ伸びていないと効果が半減するのですが、それが出来ませんでした。しかしバレエをはじめて一年余りになりますが、いつの間にか膝を真っ直ぐにした状態で2分ほどのその姿勢を保てるようになりました。体幹が強くなったのを感じたのです。西式の健康体操については4月に行う予定ですので、興味のある方は体験なさって下さい。
 先月のお便りの中で、バレエのことを書きましたが、その反響が大きく、多くの方から、なぜバレエをはじめたのかとか、なんで治ったのか、などいろいろな質問を尋ねられました。一度体験に行かれると分かるのですが、踊ったりするわけではありません。しかし、私の股関節の痛みがなぜバレエをすることで解消されたかを、長年、基本を大切に指導されている国枝先生にお尋ねしました。以下は先生からの返答です。
 「バレエというと、皆様は、"白鳥の湖"、"トゥシューズ"、"脚を上げる"、"回る"、"跳ぶ"という言葉を連想されると思います。"脚を上げる"、"回る"、"跳ぶ"、そこに達するには地道な基礎レッスンを長期間にわたり継続することが必要です。一度体験されるとご理解いただけると思いますが、基礎レッスンは「これがバレエ?」といったものです。
 バレエで重要なことは脚(股関節)を外に開くことと(外旋すること)、身体を引き上げることです。この2つを正しく、身体に負担なく行うためにはインナーマッスル(inner muscles)を正しく使う必要があります。脚を正しく外に開くためには骨盤の位置、股関節の使い方、そして、筋肉の動く方向が重要です。それと同時に身体の中心部を下から上に(仙骨から頭頂に向けて)押し上げることで身体が引き上がります。こうした訓練で体の様々な動きが可能となります。また、日常の体の動きが楽になります。歌を歌う場合もこの姿勢が大切です。バレエでは、体の正しい動きからもっと脚を上げたり、回ったり、跳んだり、そして、きれいな踊りが出来る様に発展していきます。
 バレエの基礎レッスンとは、ゆっくりと自分の身体と対話をしていくことです。正しいレッスンで、正しい体の動きが出来る様になり、その結果、伊藤さんの腰痛、股関節の痛みは解消されていったのでしょう。」

 日頃のささやかな努力の積み重ねで、もっと身体が自由で、健やかで、気持ちのよい状態にすることもできるのです。食も大切ですが、身体の使い方を知ることも同じくらい大切なことではないでしょうか。今月行われるママのためにバレエ・ストレッチ体験会の案内を同封いたしました。ご興味のある方は是非、参加なさって下さい。普段も入門クラスの体験に参加いただけますので、お電話でお時間の確認をして伺ってみて下さい。

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