ヘルシングあい便り

西式お産体験記のご紹介2004.12.01

当店会員様の榊原望さんが昨年、*西式自然お産で元気な赤ちゃんを出産しました。望さんは一時ご自身がアレルギーに悩まされた時期がありました。そこで大阪の甲田先生の元を訪れ、処方された療法をしっかり実行し、見事に克服した経験を持っています。そんな経験を元に選択したのが西式お産だったのだと思います。先月末、その貴重なお産の体験記をお送りくださいました。そこで、2ヶ月に渡ってその体験記をご紹介したいと思います。
*西式出産法は、出産方法そのものに特徴があるのではなく、生まれてくるものを全く自然に任せ、そこに至るまでの母体管理と、出産直後の新生児への処置に特徴があります

西式お産体験記 <榊原 望>

昨年の11月、私は西式の出産を推奨する助産院で出産しました。自然出産するためには、正常な分娩でなければならないため、様々な努力が必要でした。まず、基本となる体重は7キロ以上絶対に増やしてはいけないこと。産道の周りに脂肪が付くと、産道が伸縮せず難産になってしまうためなんだそうです。そして逆子も要注意と言われました。逆子になると尺取り虫のように腰を高く上げた姿勢で30分静止するという動作で、逆子を元に戻す体操を一日2回やっていました。元に戻ると今度は羊水の中で胎児が再び回転しないように腹帯をきつく巻いて固定するのです。胎児が小さければ、羊水の中を動き回るスペースがあるのでハンドタオルを丸め胎児と平行に並べてその上から腹帯を巻くのです。胎児にはかわいそうですが動くスペースを無くするのですね。私の場合、右側に胎児がいたので左側にタオルを置いて腹帯を巻きました。しかも、お風呂に入るときは血流がよくなり、胎児もよく動くらしく、腹帯を巻いた状態で入浴するように助産士の先生に言われました。出る間際に腹帯を取り、体を拭いて一番に腹帯を巻く・・・真夏だったら続いていたかどうか。おかげで、常に私のおなかは腹帯のシワの跡が痛々しいほどくっきりと残っていました。
次に、冷え性対策。冷え性の人は、破水しやすく危険なため、体を温めるよう厳しく言われていました。時間があれば常に足浴をすることと、自分でできるお灸と針でつぼを刺激するのです。自分ではそれなりにやっていたと思うものの、私は破水してしまい、陣痛がおきたから助産院で出産できたけれど、あのままおきなければ病院に搬送されていたかと思うと次回はもっと真面目にやらなくては!と思いました。
あとは、柿茶をたくさん飲むということです。柿茶はビタミンCが豊富で、そのビタミンCがお産の際の出血を少なくし、なにより羊水を綺麗にしてくれるのだそうです。私は、出産まで、1~1.5リットルの柿茶を毎日飲んでいました。そのおかげで産後に先生からは、「今まで何百人と妊婦さんを見てきたけど、こんなに出血が少なくて、羊水が綺麗なのは珍しいよ」とお褒め?の言葉をいただきました。羊水には多くのダイオキシンが含まれると言いますから、少しでも胎児が育つ環境を綺麗にしてあげたいですよね。
以上のことが、出産を迎えるに当たって、先生から厳しく言われていたことです。(つづく)

●次回は、出産当日からの手記を記載させて頂きます。お楽しみに

バリアありー?2004.11.01

車のラジオから流れてくる言葉にふと耳をとめた。バリアフリーの住宅がかえって、些細な事故を増やしているという。住みよい環境は、高齢者や不自由な人にとって欠くことのできない条件。それが満たされた環境の中でなぜ事故が起きているのか。と、興味を持って聞き入った。その理由はとてもシンプルなものだった。今までとはガラッとかわった障害のない生活。そのために使わなくなった機能が退化し、気にもしていなかったちょっとした段差につまづいたり転倒することが増えているというのだ。
今、世界はユニバーサルデザインという言葉に象徴されるように、「すべての人のためのデザイン」年齢や障害の有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることを良しとする風潮が高まっている。便利で簡単、万能といえばだれしも否定はしない。逆に賞賛する声のほうが多いだろう。私自身も賛同したい。しかしその一方では根深い問題を生み出していることも感じずにいられない。日常の行動にたとえるなら「座る、立つ、しゃがむ、食べる」などいろいろなことが考えられるが、最も日常のことであるにもかかわらず、失われつつある行動といえば、「日本人の指先が器用なのは5~6才ころから箸を持つ訓練を日常二度三度の食事に繰る」といわれていることや、「腰の強さも一つには便所での蹲踞(※[帯刀][抜刀]に続く姿勢。抜刀し、中段の構えを通過し両膝を曲げながら開き、腰を落とす意味)の日常的繰る事にある」などがすぐ思いたつ。
箸もトイレも無くなったわけではないが、箸が上手に使えなかったり、トイレはしゃがむから座るに使い方が変化している。これらのことはほんの些細なことかもしれないが、長い年月をへてその動きが退化につながるのか鍛錬につながるのかでは大きな違いがある。それまで不便で捨てたいと思われるものもひょっとしたら体の機能を応援している財産なのかもしれないからだ。
ラジオの解説者は声を大にして「バリアフリー」ではなく「バリアありー」を提唱していた。

そういえば300年続いた徳川時代。家康もこのような格言を残している。
「人の一生は重荷を背負いて遠き道を行くがごとし  急ぐべからず 不自由をつねと思えば不足なし怒りは敵と思え 勝つことばかり知りて負けることを知らざれば害その身にいたる」


悲報の知らせ2004.10.01

 残暑がなお残る9月の中頃、突然の一本の電話に頭がまっ白になった。群馬県で西式甲田療法を実践、普及のため健康会館を作られ、病を患っている多くの方々の支えとなっていた西本多美江先生が心筋梗塞のため亡くなったという知らせだった。そういえば数ヶ月前、心房細動により体調を崩したという話しをお電話で伺ったことがあった。食養生のおかげでいまは調子が良いとおっしゃっていたのだが。
 当店は、1991年、故加藤ヒロ子先生が食事療法を中心とした健康指導をするお店としてオープンした。そのきっかけは、加藤先生ご自身が長年保健婦として活動をしていながら体調を崩したことに疑問を感じていたとき、新しい栄養学の健康合宿に参加する機会を得たことだといっていた。その健康合宿を主催したのが西本多美江先生だったという。五大栄養素をしっかりと教えこまれてきた世代にもかかわらず、その合宿ではまったく正反対に、玄米菜食に青汁!栄養を取るなという話しだっだそうだ。今だからブームで何も違和感がないが、数年前では何か宗教でもしてるのといわれた程。それがさらに20年も前になるといかにご苦労されたことか想像がつかない。
 8年程前、その加藤ヒロ子先生が亡くなられた後を継いだ私を、今日まで影となり日向となり叱咤激励して下さっていたのが西本先生だった。高崎で行われたお別れ会に伺い、その中で、当時を偲んでお話された内容が、まさに一人一人の健康を思い、活動されていたお話の数々だった。「みんな順番なんだから、悲しむことないよ、加藤さんとしっかり見てっからね。」無言で渇を入れられた気がしたのだった。
 その西本先生の後継者である宇津野先生と3年ほど前に自費出版されたのが「少食の魅力」(キレない病まない、ボケないための健康法)~20年にわたる健康法実践の集大成だ。たくさんの方にすでにお買い求めいただいたが、病気のメカニズムから手当て法、子育てから老いにいたるまでのケアを、ひも解くように書かれた健康の教科書といってもいいだろう。最低一冊は手元において置きたい本であるとともに、今の私の貴重な宝物となった。

まさかのミステリー2004.09.01

いつだったか覚えがないのですが、「謎を解け!まさかのミステリー」という番組で、ヘエ~!と、10回くらい押せるような話しがありました。オーストラリアには虫歯の人がほとんどいないのはなぜかという問題で、それに対する答えが驚きの内容だったからです。ちなみにオーストラリアでは個人の砂糖消費量が日本比で5倍と、かなり甘いもの好きだそうです。にもかかわらず、なぜ虫歯が少ないのか!まさしくミステリーなのですが、虫歯が少ない理由は、なんと「水」に秘密があったのです。オーストラリアでは、水道水の中に「フッ素」を混入させてるらしくて、それが「虫歯を防ぐ」というのです。実際にオーストラリアの12歳の虫歯の本数は、40年前の平均が9本だったのに対してフッ素入り水道水を飲みはじめ1993年には虫歯の数は平均1本になったそうです。現在では、世界60カ国で水道水の中にフッ素が入っている。そのフッ素を入れるときの年間費用はたったの20円。いいことずくめで金もかからなければ虫歯にもならない。そこまでくるとなぜ日本でも使用しないのか?という話に変わってきまが、わが国では「安全面は問題ないが、心配する人がいる限り行わない」ということで使用には至っていないそうです。
安全面は問題ないが、心配する・・ということは何を意味しているのでしょうか。実は、私もこの番組を見ながら、虫歯ができないのなら買ってきて水道水に入れてもいいなぁと思った反面、フッ素の安全性については今までも多くの議論があることも頭の片隅にこびりついていました。フッ素は、塩素 、臭素 、ヨウ素、などと同じハロゲン元素の1つです。相手を酸化する極めて反応性の高い気体です。ブームになったアパタイトフッ素系ハミガキ、などもそのたぐいですが使ったことがありません。そこでよくよく調べてみると、平成12年11月に、水道水へのフッ素添加について厚生省及び日本水道協会の見解に、フッ素添加(添加後の濃度が0.8mg/L以下であることが必要)により虫歯を防止する場合には、水道利用者の理解を得て実施されるべきと思料。フツ素添加上の問題点としてフッ素は消毒用塩素のように単一作用だけでなく、完全無害といいきれない。とありました。
テレビとは恐ろしいものです。危険性のあると思われるものが、あたかも必要不可欠なものに変貌してしまうのです。いかにもまさかのミステリーですね。


夏バテしないように2004.08.01

とんでもない猛暑が続いていますが、お元気でしょうか。全国的に例年にない暑さが続いています。熱中症や、食中毒などが心配され、胃腸の調子がおかしい、疲れやすい、下痢をするなどの症状が感じられたら気をつけましょう。
当店では、この時期玄米に梅酢を少量入れて炊いています。それは食べ物が腐りやすい季節なので、それを防止するためと、お米につやを出すためです。いろいろな料理に腐り防止でご利用してみてはいかがですか。
これだけ暑いと冷たい飲みのものについつい手が出てしまいがち。胃腸は絶えず疲れ気味です。そんな時の胃腸改善には、梅醤番茶が有効ですね。それでも改善されないときは青しそを絞り汁にするか、青汁に入れて飲んでみましょう。青しそには下記のような伝説があるそうです。 
「中国、三国時代のこと、一人の少年が蟹をむさぼり食べていました。それを見た旅の名医は、中毒を予期して、家の者に青じその葉を渡しました。その晩、やはり少年はひどい食中毒にかかりました。肌の色は紫色に変色し、死に直面しました。しかし名医が置いていった青じその葉を煎じて飲ませたところ、命が蘇ったことから『紫蘇』と名付けられました。以来、魚や蟹の毒を消すものとして重用されるようになり、現在でも刺身の薬味として使われています。」(青紫蘇伝説より)
梅と、紫蘇を上手に食べこなしてこの暑い夏を何とか乗り越えましょう。
ちなみに、食欲がわかないこの季節の青しそを使った料理を一つ。普通は薬味として使う青しそを主役にします。
・青しそを1枚づつすり鉢で丁寧にすりつぶします。すりつぶした青しそにすりゴマと味噌を適量加えて混ぜ合わせます。混ざり合ってだんご状になった中に水を少しづつ溶かしていってください。
青しそのソーメンつゆの出来上がりです。
毎週月曜日には、大岩さんの枝なりの青しそが入荷しています。是非お試しください。

だれの物差しですか2004.07.01

加藤ヒロ子先生から店を引き継いで丸8年となりました。桃栗三年柿八年の8年です。何事も成就するまでに相応の年月がかかるというたとえですが、正直なところ成就という感はなく、なりふりかまわず歩いてきたらもうこんなに月日が経っていたのかという思いです。
おかげさまで喫茶コーナーも、物販コーナーも皆様のご声援をうけ、たくさんの方々に足を運んでいただくようになりました。本当にありがとうございます。
13周年を向かえ、今後も皆様にご支援いただきますようスタッフ一同ますます勉強して参りますのでよろしくお願い申し上げます。

世界の至るところでで無差別なテロが激しさを増している。アメリカを突然襲った貿易センターの惨劇から2年近く経とうとしているが、解決の糸口は一向に見える気配すらない。もともと中東は世界の火薬庫。それはイスラエルとパレスチナの紛争が大きな問題といわれている。パレスチナの領土に突然神に約束された地として領土を侵略したイスラエル。国連の非難決議に対して、アメリカとイギリスがイスラエル国家を承認したという歴史は、パレスチナの憎悪を生み、今の中東問題をさらに複雑にしている。領地を奪われたパレスチナが起こす紛争がテロなのか?民主主義を旗印にイラクを統治しようとしているアメリカに対する攻撃がテロなのか? テロの定義はますます双方の物差しによって計られている。歴史上で絶えずくすぶりつづけてきた宗教対立。端的な表現は誤解を生むかもしれないが、ユダヤ教(イスラエルやアメリカ)対イスラム教(アラブ諸国)という形を現しているように感じる。イスラエルのパレスチナへの行為は、アメリカがイラクに対する行為と同じように思えるからだ。宗教対立の物差しで、果たして善悪の判断が計れるだろうか。
海外へ頻繁に出張する知人に会った。昨年のことになるが、UAEのドバイへ行くという話しから、時期もちょうどラマダン(断食月)ということもあり、酒好きな彼のことだから逮捕されないようにと冷やかしたことを思い出して、旅先での話しを聞いた。ドバイは敬謙なイスラム教徒の国で、特にイスラム社会は、禁酒/ラマダンをはじめ規律を重んじるため、治安は極端に良かったそうだ。特に日本人とわかるととても親切に接してくれたことや、問題のアルコールも公衆の前でない場所なら構わなかったことなど、描いている印象とはかなり違ったものだった。過去の歴史においてアラブ社会で日本が培ったものはとても大きく、彼らから尊敬の念まで感じたという。しかし、今回の派兵に対しては、日本の立場を理解したうえでもやるせない気持ちが大きいそうだ。
一連の報道や偏った知識は、人にまともな物事を見れなくする。大きな見出しだけに踊ってしまい、そこで生活している人の声が届かないところで行われることが続く限り、対立は止むことがないと感じる。


青汁誕生秘話2004.06.01

当店でおすすめしているサンスターの健康道場青汁シリーズ。その誕生秘話はあまり知られていない。
サンスターといえば「歯磨き」と口をついてすぐ出てしまう。健康道場というとほど遠いのイメージがある。その誕生秘話とはいったい?・・サンスタ-の前社長が、肝機能障害をわずらった時にさかのぼる。
治療のため大学病院を回るが一向に良くなる兆しがない。日本の病院ではダメだと思い、世界の著名な病院を渡り歩いた。しかし、結果は同じだったという。苦悩する末たどり着いたところが甲田医院の甲田光雄先生のもとだった。そこで甲田療法を実践したところ肝機能障害は回復に向かったという。
(甲田療法とは、1日2食1200キロカロリー成人1日あたりのエネルギー摂取量の約半分という少食で玄米を主食とし、朝は青汁一杯、昼と夜は各種野菜や豆類など菜食を基本とする。この方法により数多くの難病治療に実績をあげられている療法です)
この体験を下に、人間が本来持っている生理機能「健康になろうとする力(自然治癒力)」に着目し、本来の健康づくりを身体で覚え、実践する場として大阪府高槻市に「心身健康道場」を開設して、甲田療法に基づき、玄米菜食・少食による食養生や、脊椎の歪みや血液の循環を改善する整体運動、自立神経を活発にし、新陳代謝を促す温冷浴など、食事と運動の両面から社員の健康指導を実施。入門人数に余裕のあるときは一般の方にも開放した。その後、朝1杯の青汁、参加者からなかなか作れないという声を受け甲田先生の監修のもと製品作りに着手したのが始まりだったという。
青汁に適する8種類の青野菜をバランスよくミックスし、手づくりに近い栄養価とおいしさを作るために、絞り汁だけでなく野菜をすりつぶしたままの原料をふんだんに使って完成された健康道場シリーズ。
緑黄色野菜が不足しがちな現代人の救世主になるのでは。

九鬼産業の工場見学で2004.05.01

当店取り扱いのゴマ製品で、すりゴマやいりゴマ、ごま油などで皆様ご存知の九鬼産業の工場見学に行ってまいりました。この会社は、昔ながらの製法を守り、安全で価値の高い製品作りで知られています。今まで実際に見に行ったことはありませんでしたが、今回、機会に恵まれ2ヶ所の工場を見学することがでしました。
四日市の本社工場では、すりゴマやいりゴマ、ゴマ油を、菰野町の竹成工場では練りゴマを生産しています。原料はおもに中国産。船積みの段階を含め、数回の残留農薬検査を15年も前から自社で行っているそうです。各工場ではまず、ゴマを石やチリと選別する工程を経て水洗いされ、乾燥を経て直火焙煎や二度焙煎が行われます。その間、各工程で再三再四にわたる厳しいチェックが行われます。
本社工場では、製品にされるもの、もう一方ではすりつぶして油を絞り出す昔ながらの圧搾法によりごま油が作られていきます。手間がかかる工程ですが、一切薬品や添加物は使われません。和紙や布などを使う「静置・ろ過」は3回も行われ、約3週間静置されるそうです。
次に伺った竹成工場では、全国で販売されている練りゴマの60%近くを生産されていると聞いて驚いたのですが、それよりも見て圧巻だったのがゴマの皮をむく工程です。なんとゴマ同士をすり合わせて皮をむくのです。説明を聞いても半信半疑だったのですが、その工程でむかれた繊維部分が目の前のドラム缶を大きくしたような容器の中にどんどんたまっていきます。それらは捨てられてしまうのかと思えば、有機肥料としてお茶畑で再利されているとの事です。この皮をむく工程は、ほとんどの他社メーカーでは薬品で溶かす処理がなされていると聞きます。そのためゴマの風味が失われ、安全面でも疑問が生じますが、製品になってしまえばわからないことです。
ゴマは昔から日本食に良く合って、風味をよくするための食品として使われてきました。ごまを加えることによって味をよくするが転じて「ごまかす」になったという説があるそうですが、今回の見学で、手間がかかる工程を「ごまかす」ことなく、あえて伝統を継承し、より安全で、より美味しい製品作りを目指している姿勢を垣間見ることができました。こういう機会を与えられ、ますます皆様により良い情報や商品をご提供できるように勉強してまいりたいと思いを新たにしました。
今後、当店で工場見学も企画する予定です。参加ご希望の方、ご興味のある方は、まずご一報を当店までお知らせください。


大岩さんの農場へ行きませんか2004.04.01

二十四節気でいう清明 (4/5頃)、万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也(暦便覧)「晴れ渡った空には当に清浄明潔という語ふさわしい。地上に目を移せば、百花が咲き競う季節」を意味する穏やかな気候のこの時期、当店では毎年の恒例として大岩さんの農場見学を行っています。
無農薬、無化学肥料の野菜を作り続けて20数年近くなるという大岩さんの農場は、。山を切り開いてできたもので、南知多の小高い丘の上にあります。起伏のある迷路のような農道を通って、点々とする栽培地を見てまわるのですが、まず先に必ず見てもらうのが、有機肥料を作っている現場です。
鶏糞や米ぬか、わらなどに特殊な酵素を配合して発酵させて有機質の豊富な肥料が作られます。発酵が進んでいる段階では60℃近くまでなるという山のような肥料からゆげがでているのを見て驚かされたこともしばしば。じっくり手間ひまをかけて出来上がった有機肥料は、大岩さんの野菜作りにかけがえのないものです。
野菜畑では、半分以上のキャベツがカラスに突っつかれていたりします。「みんな生きとるからな、おいしいところはよく知っとる」と、大岩さん。無農薬で栽培する大変さを実感しつつ、毎回ですが、新たな発見ができる見学会です。
旬の野菜に出会えることで、自然の流れに触れることができます。野菜に含まれる栄養素は年々減少の一途をたどっているといわれ食事で取れない栄養を摂取するために数え切れないサプリメントが作られています。
昔ながらの農法で、野菜の成分表を上回る野菜作りをしている大岩さんの農場へ皆様も是非行ってみてはいかがですか。
※名古屋栄養専門学校の和泉先生により、大岩さんの野菜の栄養素が成分表と同等、もしくわ上回っていることが認められました。


命はみなつながっている2004.03.01

最近「白い巨塔」を毎週見るのが日課となっている。というより一番はまっていると言ったほうがいいかもしれない。医療過誤をめぐる患者の遺族と医療ミスを犯した大学病院教授との熾烈な医療裁判を扱った内容が、とても三十年ほど前に作られた作品とは思えないほど新鮮な問題として見る側に迫ってくる。近年医療ミスが全国で多発している。その根底にある大きな問題は一体なんだろうか。
数年前、NHK製作「プロジェクトX」で心臓外科医須磨久善氏の「奇跡の心臓手術に挑む」を見たことがある。なんと動いている心臓をメスで切りとる「バチスタ手術」というもの。死を宣告された心臓病の患者に生の希望を与える高度な手術を手がけたことで広く知られているということだった。
ところが、その最初の手術が病気の進行が早く失敗に終わったことで、「手術は時期尚早」と当然のように医学界から批判の声がまき上がった。メスを持つのを絶つことを考えたほど本人も悩み、うちひしがれていたとき、「この手術を続けてほしい」と声を上げたのは、その最初の手術で亡くなった患者の奥さんだったそうだ。その後、二人目の手術希望者の手術が見事に成功し、ようやくこの新しい治療法は広く認められていく。
「医者というのは、患者のためにいるわけで医者としての地位や名誉などどうでもいいことです大切なのは医者が患者から見捨てられないようにすることです」と、熱く語る須磨氏の言葉が、今の医療にもっとも求められていることではないだろうか。
来月の10日に、須磨久善氏の講演会が催されます。熱い思いを聞きにいきませんか。